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       犯罪白書
鱗がはがれる日

くちびるに残る味は
やわらかい陽射しのにおい
かさぶたを剥がすように
絶望を除いてくれる

そんな悦び
あんたに云ったって
わかんないよなぁ
お先に行きます

Sir きらめく鱗は どこまでも
泳ぐ俺を追いかけてきます
Shit どうにもならない 不安だけ
皮膚の裏で駆け巡ってます
はは

くちづけを交わすだけで
それ以上のぞみもないし
要するに君の味が
舌先に残ればいいし

そんな性格
誰かに云ったって
わかんないよなぁ
お先 頂きます

Soon もうすぐ鱗に 身体ごと
泳ぐ俺が覆われてきます
Say 抵抗できない そのことが
むしろ俺を励ましてくれる
はは

神様 誰かが悪いんじゃない
やさしい顔して俺を照らした
天使が悪いんだ

So はがれる鱗が いつの日か
俺の嘘を暴こうとします
サァ じたばたしたって 始まらない
だからダンス踊ろうってこと
ほら

Sir きらめく鱗は どこまでも
泳ぐ俺を追いかけてきます
Shit どうにもならない 不安だけ
皮膚の裏で駆け巡ってます
はは



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