BACK
       犯罪白書
テッド・バンディの夜

baby お前の首筋に触れて
baby その向こう側にある 金星を見た
baby 何も守るものなんてないさ
baby この手の中にある温もりだけさ

愛なんて 意味をさがすほど 失われて行く
テッド・バンディの夜 チャコールフィルター ガレージの中の二人
カッコつけたいだけさ なんてセリフで
カッコつけたいだけさ

baby お前の乳房に触れて
baby 狂った風の息吹を きいていたんだ
baby ワイパーの折れかけたキャデラック乗って
baby 世界の果てまで溺れに行かないか

明日からの 踏み出し方なんて 考えちゃだめさ
過去なんてない 未来もない 現在に唾はきかける
カッコつけたいだけの その胸のロザリオ
逆さにして架けてみないか

世界地図の隅っこに 白く塗りつぶされた国がいるよ
俺はそいつと親友になりたい
baby 心ゆくまで 憎しみでも構わない
抱きしめた腕の中で ナイフかざせばいいよ

baby お前の首筋に触れて
baby 曇り空くらいがちょうどいいよ
baby 飛び散る紫外線を身体中で受けとめて
baby 世界の果てへと溺れに行かないか



NEXT
- CLOSE -